スタッフブログ
理想の施術
突然ですが、私が思う「理想の施術」とは、「痛覚神経を作動させない施術」です。
痛覚、圧覚などがありまして、痛覚を刺激してしまうと、激しく過剰に反応してしまいます。
そして、その過剰反応は筋力として、リラックスとは逆に、力が入ってしまいます。
なぜなら、痛覚は本来「危険信号」です。
即座に反応しないといけないものです。
すぐに動く。
↓
筋肉を動かす。
↓
体温を上げる。
↓
血流増加。
となります。
体温が上がって、
↓
血流が増えれば、
↓
筋肉がすぐ動きやすくなる。
↓
筋肉に弾力が出れば、
↓
痛みがなくなる。
「アレっ!」良い事じゃないの?
そう思うでしょ。
でも、違うんです。
これは、ごまかしなんです。
動く時に痛む状態は、
既に、筋肉が硬い状態です。
でも、全部の筋細胞・筋繊維が硬い訳ではないんです。
硬くなり、血流の滞った筋細胞は、カラカラのスポンジの様に硬く、伸びにくくなっているんです。
逆に言えば、まだまだ元気に動ける筋細胞・筋繊維が沢山あります。
沢山残っています。
「痛覚神経」を刺激してしまうと、こういった元気に動ける筋肉が、先に動いてしまうのです。
すると、施術によって痛みが取れたと勘違いしてしまいます。
結果、体温は下がり、元気な筋肉は落ち着きますが、硬い筋肉はほぐれていないまま、という事になります。
これが、「クセになる」と言われる理由です。
その時は、身体が軽いけど、、、
もちろん、全身が硬い状態の人ほど、戻りも早いと思われます。
なので、戻り切る前に、再度、施術を受ける事が適切です。
繰り返せば、戻る期間がどんどん伸びていきますので、安心です。
話は、逸れましたが、「痛覚神経」を刺激させず、そーっと入り込んで、「圧覚神経」のみの影響で、硬い筋肉に刺激を与える事が必要だと考えております。
それが、私的には理想的な施術かなと考えております。
まあ、そんな感じで、人に「気持ちが良い」と、思われる施術と、「実際、良くなる」施術は違うという事です。
それは、個々人の考えに合った所を選ばれると良いと思います。
当院では、骨盤矯正のクッションやコンビネーションの自費メニューがございますので、ご希望の方はお問い合わせください。