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すべり症

すべり症

人間の背中には脊柱と言われる「柱」があります。
脊椎と言われる1つ1つの骨が縦に連なって続いています。
その脊椎同士の間に、軟骨があり関節を構成しています。
その軟骨が薄くなり、関節間が狭くなります。

それ自体に問題はないのですが、その関節間の狭さが神経を挟むようになってしまえば、異常感覚になりますね。
でも、神経が挟まれると言っても、ヘルニアほど狭くなる訳ではないようですね。
それほど、ヘルニアでの痛みと比べれば、すべり症は段違いに軽いでしょう。

ただ、すべり症と同じくらいに神経に圧迫が加えられる場所があります。
そこに圧迫が加えられると足がだるく、重くなりますね。
長時間の歩行は困難になり、途中で休まないと歩けないでしょう。
チョット、休憩すると、また歩けますが、休憩の時間は段々と長くなりますね。

もっと、ひどくなると最初から歩けないでしょう。もっともっと、ひどくなると、足裏の感覚自体が変になります。

        
「ずっと、砂を踏んでる感じ」とか、「いつも、ビニールを踏んでる感じ」など、人によって様々ですが、異常な感覚が起こります。
皆さんを怖がらせて、すいません。
しかし、そういう事例は起こります。

そうなってしまう場所(トリガーポイント)は、もうお分かりですね。
そこは、臀部にある外旋6筋の1つである梨状筋です。
梨状筋は、坐骨神経のすぐそばを走行し、神経に影響を及ぼしやすい筋肉です。
坐骨神経痛の前段階では、軽度の症状を梨状筋症候群と呼びます。
その梨状筋をほぐす事が大切になってきます。
皆さんも、そこを常に健康に、血流良く保ちましょう。

同様の事例は、腰痛症や脊柱管狭窄症でも考えられますので、しっかり改善に取り組みましょう。

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