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「肩こり」とその先

「肩こり」とその先

2021年4月12日

肩こり発生の機序

肩甲骨の動きの不具合から発生する肩こり

目から発生する肩こり

この2種類から発生することが主だと考えています。

肩甲骨の動きは、主に腕の動きが足りていない状況です。
青年期を過ぎて、スポーツから遠ざかった現代人には、腕を挙げる動作は格段に下がっています。
そして、両肩甲骨の間が硬くなり、前かがみになり、首が凝り、首の側面が凝ります。
頸の側面には、頸動脈が通っており、硬い筋肉に頸動脈が圧迫されると頭部表面への血流が減少し、頭痛になります。
頭痛を放っておくと、もっと硬くなり吐き気をもよおします。
吐き気を放っておくと、もっと前が硬くなり胸鎖乳突筋が硬くなり、振り返りにくくなります。

振り返りにくい症状といえば、もうお分かりですよね。そうです。寝違えです。
肩こりは、マクラが合わないからだと思っている人がいますが、逆でしょうね。
肩こり、首コリに、なっている人は、どんなマクラに変えても会いません。
どんな形でも、肩こり、首コリが取れればいいわけで、リラックスで変わります。

話を戻します。
胸鎖乳突筋が硬くなれば、その筋肉の付着部である頭蓋骨の乳様突起が引っ張られます。
乳様突起は、耳のすぐ下に付いているので、ここが引っ張られると耳に影響を与えます。

例えば、耳鳴りやめまいです。
耳鳴りやめまいは、原因は完全には解明されてはおりません。
というのも、原因自体が複数あり、加齢から起こるものも含まれているからです。
しかし、事例から言って、首の硬さと耳鳴りやめまいは無関係ではないと考えております。
完全でなくとも、肩こりからの耳鳴りやめまいは軽減する事例が多々起こっているからです。

更に、更に、硬くなりますと、胸鎖乳突筋の停止部(下の付着部)にて血行不良が起こり、鎖骨より上にある筋肉が硬くなり、鎖骨上部付近にある神経が圧迫を受けます。
神経が圧迫されると、腕の方が痺れるようになり、ひどくなると、指先まで痺れてしまいます。
いわゆる、胸郭出口症候群です。

最後に。
肩こりを簡単に考えている人はおりますが、仕事をしたり、ストレスを抱えれば誰でも方は凝ります。
気づいていない人でも、凝っていない人は、いません。
いるとすれば、スーパーリラックスですね。
頭痛、吐き気、寝違え、耳鳴り、めまい、胸郭出口症候群など、肩こり、首コリし始めればどこまでも止まりません。
体質と言ってしまえば、それまでですが、自分がその体質だと思ったら、改善しましょう。

私も、まだまだ発展途上で、1日では原因を見つけられないことも多々ありますが、必ず見つけるまで努力いたしますので、今後とも、よろしく、お願いします

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