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坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、その名の通り坐骨神経に関する病名です。
坐骨神経が筋肉や骨、脂肪細胞などの組織により狭くなり狭窄されて起こる症状です。
原因部分
狭窄部位は、2か所あります。
腰椎部分と梨状筋部分です。
それぞれ、腰由来、梨状筋由来と言われます。
症状
症状はそれぞれ違い、腰由来の場合は、足先にまで広がる痺れがあります。
梨状筋由来の場合は、歩くことに対する症状が多いですね。
歩くとだるくなる。長い時間歩けない。足が重い。
でも、5分・10分座ると、再び歩ける様になります。
こういう症状は、梨状筋由来の坐骨神経痛です。
(軽い場合は、梨状筋症候群とも言います。)
原因
原因は、腸腰筋を放っておいた為に硬くなり、反対に動く筋である脊柱起立筋が負担を担う事で、脊柱起立筋が収縮し、脊柱間で神経が挟まり痺れが発生し、腰由来の坐骨神経痛になります。
又は、負担を担う場所がお尻であった場合、梨状筋の圧迫で坐骨神経が挟まり、梨状筋由来の坐骨神経痛になります。
対処法
(腰が原因の場合)
前かがみにして腰を曲げてしまった方が、痺れは減少します。
対処法ですので、姿勢とは関係なし、で考えております。
(梨状筋の場合)
我慢せずに座る事。筋肉が原因で歩けない訳ではないので、頑張って歩き続けても梨状筋は鍛えられません。
歩けない原因が、筋肉ではなく神経によるダルさが原因だからです。
感覚が原因で歩けなくなるの?と、思うでしょうが、なるんです。
別の対処法としては、温めておくと言う事です。
(梨状筋の説明)
股関節も色んな方向に動きますよね。
前、後ろ、外側の真横、内側、内返しなどです。
梨状筋の作用は、外返しです。
バスケットボールでいう所のピボット運動で、クルクル回る時に使う筋肉です。
なので、普通に歩いていても、梨状筋は使いません。
前後の動きではないので。
そういった理由から、我慢せず座りましょうね、と考えております。
治療法
では、治療法はどうすれば良いのか?
(おおにし整骨院では)
率直に言って、実際、押してしまえば、一番早いと考えております。
梨状筋のある場所は知っております。
その筋肉に、圧を加えて、血流を良くして、筋肉を柔らかくしてあげれば、大丈夫です。
(有料メニュー)
①コンビネーション治療器
これは、深部到達率の高い電気・ハイボルテージを使い、超音波を同時に流す事による浸透作用・温熱作用がある治療法です。
即効性があり、実感しやすいです。
②SOT式骨盤矯正
当おおにし整骨院では、骨盤矯正に対して、SOT式を採用しています。
SOT式とは、骨盤を左右で引っ張る腸腰筋にストレッチをかける方法です。
通常、深部のストレッチは伸びないものです。
なぜ、伸びないかというと、身体の表面の筋肉が早く伸び、ツッパリ感が出る為、深部筋(インナーマッスル)が伸びきる前に終わってしまいます。
なので、骨盤に三角ブロックを入れることで、その部分だけを伸ばします。
うつ伏せで電気治療器を当てている間の10分程度伸ばします。
実感は少ないですが、ストレッチです。
20代前半で、3カ月。40代で、半年。といった具合です。根気が必要ですね。
もしも、押していても治っていない人がいるなら、強さが弱いか、回数が少ないか、場所が違うか、が原因でしょう。
整骨院ですので、保険のみの激安で、と考えている人は、その考え自体が治療の妨げと思われますので、お伝えしておきます。
(ご自宅で検査)
まず、背もたれのない、振り返りやすい所に座ります。
膝ウラを椅子やベッドの角にしっかり当てます。
背中をしっかり伸ばして、腰の力だけで、後ろを向きましょう。
(この時、太ももが浮いたり、肩が下がったりしない様に、注意しましょう。)
どちらかの振り返りによって、背中が突っ張る方が出てきます。
片方だけ、その姿勢をキープする事がきつい時は左右対称ではないと言う事です。
写真で見ても、やはり分かりにくいww。
原因の筋肉、気持ちが良い筋肉、負担がかかっている所の筋肉、などいずれの筋肉であろうと全力でほぐしていきます。
ただ、原因の筋肉に着目した方が、当方の指も楽が出来、患者さんの治りも早いので、ご活用ください。
(まとめ)
当院は、昔ながらを安価で実践しております。
各個人、蓄積の多い人の場合は、治す事にも時間と費用がかかります。
ご自身の健康レベルをどのくらいに設定するのか、このままで良いという人もいれば、痛みだけでも取りたい人もいます。
ここにも年単位で、治したいとあちこち出向いた人もいます。
当院では、多くの人が1回だけで実感は出来ているようです。
治る訳ではないですが、この方向性かも、と思っていただけるようです。
なので、是非一度、試してみてはいかがでしょうか?
精一杯、対応していきますので、よろしくお願い致します。