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四十肩・五十肩

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は手が上がらない・腕が上がらないと、同義です。

沈着腱板石灰炎では、レントゲンに石灰沈着が確認された場合の呼称で、症状は同じです。

腕を上げて耳に着ける事が出来ない状態も、症状は軽いですが同じ原理です。

 

この時には、肩甲骨背面に付している棘下筋という筋肉が関係しています。

肩関節の動きは可動域が広く、前後左右だけでなく回転させたり、捻る筋肉も付いており棘下筋はその中で一番大きい筋肉になります。

筋肉の動きはその動作により、血流を流しながら動きますが、動く事もまた血流促進につながります。

逆に、長時間、同じ姿勢で筋肉が動かせず血流がなければ硬くなります。筋肉の使い過ぎも筋繊維が太くなり血管が圧迫され筋肉は固くなります。

カゴを持つ、バッグを持つ、パソコンの長時間なら早く硬くなりますよ。

そう言う硬くなった状態、それが、四十肩、五十肩と言われるものであり、手や腕が上がらない事の原因です。

初期症状

高い所のものを取ろうと腕を挙げる時に痛みを感じると、腕を挙げる度合いを下げ、鎖骨を挙げて、物を取るようになります。

それでも届かなくなれば、つま先を上げて踵を高くします。それらをしても、届かなくなれば、いよいよ痛いとなって、病院や整骨院にやってきます。

 

四十肩・五十肩の場合は、初期症状に夜間痛が加わり寝ている時に痛みで目が覚めます。

夜間や明け方は身体や筋肉が冷えている為、筋肉がより縮み、その時に痛みが起こりやすいようです。

その時も、痛む筋の代表が棘下筋です。

 

対処法

棘下筋をほぐしましょう。

  • 温度

棘下筋を温めるのが第一です。お風呂が一番です。その他、温湿布やカイロで温めましょう。

カイロの場合は、低温やけどに気を付けて厚手の衣服の上から張りましょう。

  • 直接、押して刺激を与える

棘下筋は固く、血流が悪い状態にあるので、指や棒で押して刺激を与えて下さい。

まず、体の全面から(痛くない方の)腕を回して脇(腋窩)を通って背中に手が当たります。

其の辺りが、棘下筋になりますので、我慢できる範囲で押してみてください。

解りにくい方は、我々プロにお任せください。

  • 夜間痛が少ない場合

少し、体操を取り入れながら進めて下さい。

ラヂオ体操の最初、腕を挙げて、横から降ろして、クルッと回して下ろします。簡単に出来る人は、ペットボトルに液体を入れて負荷をかけてやってみて下さい。

 

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